面接ではこんな部分が見られている

1次面接、2次面接また面接担当者毎に評価されるポイントは異なるものの、全選考において人柄やビジネスマナー、事前に企業研究をしているかなどの基礎的な部分は注視されています。関連経験を持っていても不採用となることもあり、選考結果に大きな影響を及ぼす要因です。事前準備や少し意識することで改善できるものも多く、希望の職を逃さないためにも自分が当てはまっていないか確認してみましょう。

※本ページでは「スキル(能力面)」以外で面接結果に影響する内容をまとめています。

面接で注意しておきたいポイント

■ 身だしなみは整っているか

■ 適切な言葉遣いが出来ているか

■ はきはきと受け答えが出来ているか

■ 転職理由・退職理由の妥当性

■ 企業理念の理解と共感

■ 企業の事業内容・業界・業種の理解

■ スケジュール管理

■ 面接外の対応も見られている(※)

※ 過去に採用となった理由 ※

✖ 言葉遣いがカジュアル過ぎる

✖ 声が小さく聞こえづらい

✖ 業界および事業内容の理解が乏しい

✖ 転職回数が多い

✖ 職理理由に妥当性が感じられない

✖ ビジョン・ミッションへの共感が薄い

✖ 面接日程の複数回のリスケジュール

オンライン面接について

コロナウイルスの影響もあり、多くの企業面接で活用されているオンライン面接。時間や場所の制約を受けづらく、調整がしやすいなどの利便性がありますが対面面接には特異な点があり、注意が必要です。

オンライン面接で注意しておきたいポイント

■ 通信環境・使用機器の動作確認

■ 声のトーン・表情

■ 外音や周囲の人の映り込み

■ スマホではなくPCを使う

英語面接について

外資系企業や海外とのやり取りを担当するポジションの選考では英語面接が実施されることがあります。質問内容などは日本語での面接と大きく変わりませんが不安に感じる方も多いかと思います。下記のポイントに注意し、本番に備えましょう。

英語面接で注意しておきたいポイント

■ 自己紹介に関しては準備を徹底する

■ ゆっくりと大きな声で話す

■ ポイントを絞って簡潔に回答する

■ 難しい単語よりも確実なコミュニケーション

■ 聞き取れなかった場合は臆さず聞き直す

ケーススタディ(不採用となった例)

態度がカジュアル過ぎて不採用

営業職の選考にて過度な相づちやビジネスシーンに適しない言葉遣いからカジュアル過ぎるとの理由で不採用になった事例がございます。相手との距離を縮める上で役立つこともありますが特に法人顧客の対応を求められる職種では注意が必要です。

事業内容の理解が乏しく不採用

応募企業が業界の中でどのような役割を果たしているのか理解出来ておらず不採用となりました。各業界には多様な業種が存在し、複雑なサプライチェーンを形成しています。事前に企業研究を行い、どの業種に分類され製品・サービスがどのような機能を果たしているかは必ず予習しましょう。

短期退職が多く、それぞれの転職理由に妥当性が無く不採用

勤務1年での退職が複数回続いており、その理由に十分な妥当性が見られず不採用となりました。短期退職は入社後も直ぐに辞めてしまうのではないかという印象を与えます。事前に退職理由を整理し、矛盾がないか志望動機との一貫性などを確認してみてください。

面接キャンセルが続き不採用

一度確定した面接を複数回キャンセルしてしまい不採用となりました。体調不良や現職の対応などやむを得ない理由もあるため、多くの企業は1度のリスケジュールまでは対応頂ける可能性が高いですが体調管理を怠らず、余裕を持った日程調整に努めましょう。

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