シンガポール政府が自宅隔離者に、追跡監視端末の装着を義務化

新型コロナウイルス感染防止のためシンガポール移民局、人材省、教育省は8月3日、10日午後11時59分以降に入国し、自宅で隔離をする全ての人を対象に、追跡端末の着用を義務付けると発表しました。携帯型の追跡端末は、新型コロナウイルス対策に伴う入国規制緩和が段階的に解除され入国者が増加する中、自宅での隔離対象者を効率的に監視するために導入が決定されました。

現在、シンガポール人を含む全ての入国者は14日間の隔離が義務図けられています。その中でも追跡端末の着用義務は、海外から帰国した全ての国民、永住権者、学生ビザや就労パス保持者で、自宅で隔離をする人が対象となります。自宅隔離対象者は入国時に2つの端末が渡され、14日間の隔離期間は腕時計型の端末を身に着け、もう1つの端末を自宅に取り付ける必要があります。

自宅隔離期間中に無許可で外出したり、無許可で携帯端末を取り外した場合には伝染病規則(新型コロナウイルスに伴う隔離命令)に基づき、最高1万シンガポールドルの罰金または6カ月の禁錮刑もしくはその両方が科される可能性があります。また、外国人が同規則に違反した場合には、就労パスの取り消し、または有効期間が短縮される可能性があるとの警告があります。

一方で、政府が指定した宿泊施設での隔離対象者には追跡端末の着用義務が無くその間、入国管理局、人材省、教育省のスタッフがビデオ電話や自宅訪問などをし隔離を継続しているかの確認が行われています。

さらに、専用スマートフォンアプリ「ステイホーム@SGモバイル」をダウンロードし、自身と追跡端末の情報を登録することが義務付けられています。万一、隔離期間中に無許可で自宅を離れると、当局に自動的に警告が発せられる仕組みです。この端末には音声や動画など個人情報を記録する機能はなく、GPSとBluetooth機能のみ使用していると発表されています。14日間の隔離期間終了後は、この2つの端末は当局からの指示に基づき廃棄、または返還することになっています。

最新情報はシンガポール人材省のページをご確認ください。(Singapore Ministry of Manpower: https://www.mom.gov.sg/covid-19/additional-responsibilities