シンガポールでは外国籍人材を活かした組織構成を持つ企業が多くあります。しかし、それに合わせて就労ビザに関する問題を抱える企業も多いのが現状です。本記事では就労ビザの発給で問題が発生した際に取れる対策やサービスについて解説をしています。

シンガポールでの就労ビザ発給における問題

EPSシンガポールでは、多くのお客様から就労ビザの発給に関するご相談を頂きます。

  1. 外国人枠がないけれども外国人を使用したい
  2. 企業の外国人比率に不安がある(もしくは調整をしたい)
  3. 企業がブラックリストされた(外国人採用ができなくなる)
  4. シンガポールで事業を行いたいが社員のビザが取れるかを事前に確認したい

上記の④を除いて、これらの問題は全て「社内で一定率以上の外国籍人材を抱えてしまっている事」が理由となります。

就労ビザ発給問題に対するアプローチ

シンガポール人の採用

就労ビザの申請で最も大切なのが企業に所属する現地人材の数と割合いです。現在外国人が就いている役職を現地の人材に任せる等、シンガポール人人材の数を増やす事が最も根本的なアプローチになります。

人材派遣や雇用代理サービス

シンガポールでは企業様に代わって社員の雇用面を管理してくれる企業があります。(EPSもこのサービスを提供しています。)これらのサービスでは採用する人材が派遣 / 雇用代理会社の雇用下となりますので、ビザ枠や外国人比率に関係なく外国籍人材の採用が行えます。

ただ、人材派遣や雇用代理には費用が発生しますので、「外国籍人材を採用する必要がある場合」「既に外国人比率の調整が必要な場合」「サービスを活用した方がコストが下がる場合」などのような場合に利用することが勧められます。

※人材派遣 / 雇用代理会社が持つビザ枠も有限です。

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