【シンガポール】新しい就労パス「Tech.Pass」について

シンガポール経済開発委員会は、2021年の1月より「能力の高い技術者を対象」として「Tech.Pass」と呼ばれる就労パスの発行を行う予定である事を発表しました。Tech.Passの発行は、テクノロジーの分野でシンガポールが世界で高い競争力を持つ事を目的としています。

Tech.Passは2021年の1月から申請の受付がはじまり、現在時点では500名分の就労パスが準備されていると発表されています。今回のプログラムでは、主にテクノロジー関連の企業を運営者、幹部、技術専門家等の人材が対象とされていて、シンガポール経済開発委員会はシンガポール労働省支援のもの、Tech.Passの事務処理を行います。

Tech.Passを取得した技術者は、事業経営、投資、企業内外での指導や教育など、テクノロジー分野のエコシステムに貢献する様々な活動が許可されます。

Tech.Passの資格基準

Tech.Passの資格を得るためには、応募者は以下の要件のうち少なくとも2つを満たす必要があります。

  • 過去1年間の固定月給が20,000ドル以上であること。
  • 評価額または時価総額が5億米ドル以上、または3,000万米ドル以上のテクノロジー関連企業で管理職(チームリード等も含む)を5年以上経験していること。
  • 月間アクティブユーザー数が10万ドル以上、または収益が1億米ドル以上の技術製品の開発において、主導的な役割を果たした経験が5年以上あること。

Tech.Passはパスの期限満了時に2年の更新が可能です。ただ、Tech.Passの更新には収入が24万シンガポールドル(177,871米ドル)以上であること、年間の事業支出総額が10万シンガポールドル(74,113米ドル)以上であることなどの条件を満たす必要があります。

最後に

今回のTech.Passを通してテクノロジー分野で世界をリードする人材を誘致することで、シンガポールのテクノロジーハブとしての地位もより確立され、その影響で地元の人材への雇用も生まれるといった効果も同時に狙えると発表されています。

追記:Tech.Passは、2019年に開始されたTech@SGプログラムの延長線上にあるプログラムで、急成長中のテクノロジー関連企業と人材のシンガポール進出を支援し、地元の人材や企業への知識や経験の共有を促す目的も持っています。

EPSがシンガポールで提供する人材紹介サービス

EPSがシンガポールで提供するサービスの詳細は「シンガポールの人材紹介 / 人材派遣サービス」をご覧ください。